スライド作成に使うツールをreveal.jsからbackslideに乗り換えてみました。

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はじめに

仕事でしばしばスライドを作る機会があります。
その場合には以下のいずれかのツールを使ってきました。

使うツール 共有/共同編集が必要 凝ったプレゼンをしたい ソースコードが多い
Google Slides O X
Microsoft PowerPoint X O X
reveal.js X X O

共有や共同編集をしたい場合は否応がなしにGoogle Slidesでしょう。
細部まで作り込むには、Microsoft PowerPointの右に出る者はいません。

一方、それらに該当せずソースコードが多い場合などはreveal.jsのようなHTML Presentation Frameworkが向いています。

HTML Presentation Frameworkに求めるもの

正確にはreveal.jsではなくvscode-revealを使っていました。
VSCodeだけ完結するお手軽な拡張です。

しかし、半年ほど使ってみると物足りない点がいくつか出てきました。 HTML Presentation Frameworkに必要だと感じている機能は以下です。

要件 理由 vscode-reveal
Markdownが使える シンプルになるから O
HTMLが使える 柔軟な編集が可能だから O
Hot reload 手動で都度リロードが面倒だから X
静的サーバにデプロイ オリジナルを見てほしいから X (対応とあるが動かなかった)

vscode-revealに関しては、以下の点で不安もありました。

  • 保存してリロードしても正しく反映されないときがある
  • Markdownで表現できず、HTMLに頼ることが多く複雑になる
reveal.jsの挙動について
上記はvscode-revealにおける話です。
reveal.jsの場合は話が異なるかもしれません。

backslide

上記の不満点を全て解消してくれるのがbackslideでした😄

内部はremark.jsが使われており、backslideはそのラッパな位置づけです。

せっかくなのでここから先はbackslideを使って作ったスライドで紹介させてください😉

   ↓ 続きはスライドで

総括

スライド作成に使えるHTML Presentation Frameworkとしてbackslideを紹介しました。
シーンに応じて、Google SlidesのようなGUIツールと使い分けができればと思います。