IDEAで保存時にESLintとPrettierを実行してファイルを自動整形する
Intellij IDEAでファイル保存時に、ESLintとPrettierを自動実行してファイルを自動的に整形するようにしました。
ESLintは可能であればAuto fix (--fix
) します。
Table of Contents
はじめに
前提知識
前提知識を扱ったブログの過去記事について
上記3つの知識については、このブログの過去記事でも紹介しています。
よろしければあわせてご覧下さい。
🏷️ ESLintの記事
🏷️ Prettierの記事
🏷️ IDEAの記事
確認バージョン
自動保存機能は最近実装された機能であるため、下記以上のバージョンでお試しください。
項目 | バージョン |
---|---|
IntelliJ IDEA | 2020.1.1 |
Prettierプラグイン | 201.7223.99 |
ESLintの設定
Language & Frameworks
> JavaScript
> Code Quality Tools
> ESLint
の設定を変更します。
Run eslint --fix on save
が有効なら、Auto fix可能な項目はファイルが自動的に修正されます。
Prettierの設定
はじめにPrettierプラグインをインストールします。
Language & Frameworks
> JavaScript
> Prettier
の設定を変更します。
デフォルトでは以下の拡張子が対象です。
js
jsx
ts
tsx
他の拡張子も対象にする場合はRun on save for files
の内容を変更してください。
たとえば、vueファイルを対象に加える場合は以下のようにします。
{**/*,*}.{js,ts,jsx,tsx,vue}
IDEAVimの保存時には反映されない
IntelliJ IDEAでIdeaVimプラグインを使っている方に注意です。
IdeaVimから:w<CR>
で保存した場合、ファイルの自動修正は行われません。
回避策は3つあります。
- IDEAの保存コマンドを使う
:wa<CR>
で保存する- File Watchersプラグインを使う
せっかく公式対応されたので、File Watchersプラグインを使わずに順応したいですね。
総括
ファイル保存時にESLint(--fix
)とPrettierを自動実行する方法を紹介しました。
必ず修正するLintエラーやフォーマットに気を遣うのはリソースの無駄です。
脳のリソースは設計や実装などに使っていきたいですね😉